ベトナム病院体験記(前編)---私が人生初の点滴をベトナムで受けた理由

2013年9月17日火曜日

実はここ最近、毎日病院通いをしています。

日本では大学に入ってからほとんど熱も出さないほど、
健康そのものだったこのワタクシ。

ベトナムへ来てから約2ヵ月経ち、
ご飯でもお腹を壊さずこのままいけば大丈夫か?!と思っていた矢先、
なぜかこんな羽目に…。


点滴…

病院通いのワケ

なんで病院に通い、点滴まですることになったのか。


ざっくり言うと、傷が化膿したような状態になりました。

日本だと自然に治ってしまうような小さな傷でも、
高温多湿、そしてシャワーの水も清潔でない東南アジアでは、
傷口にバイ菌が入り、悪化してしまうことがあるそうです。

清潔な環境で生きてきた、日本人はよくかかる症状らしい。


私の場合は背中にできたのですが、処置が遅れてしまい、
膿がたまって背中が真っ赤に腫れてしまい、
ひどいときにはちょっと動かすのも苦しい状態でした。

現在も治療を続けていますが、
背中には膿を出した後の傷口で、1センチくらいの穴があいている状態です...。

いやはや、全く怖ろしい国ですね、ベトナム!!


いつのまにか、背中が腫れてきた!

はじめは単なるにきびみたいなものでした。

1日目:
背中にちょこんと痛いところがあって、
まあ治るでしょと思っていた。

2日目:
傷が手のひら大くらいに真っ赤に腫れて
じんじんと熱を持って痛くなってきます。
ちょっと不安になったので、薬局に薬を買いに行きました。
処方された塗り薬は、にきびにも使えるオロナイン軟膏的なもののよう。
いやー効かないでしょう...と思いつつ、一縷の望みをかけて薬を塗る。



2日目の状態


3日目:
治らない。やはり、オロナインには荷が重かったか...。
むしろ、腫れがひどくなって、仰向けで寝ていられない状態になってしまいました。
ちょっとでも背中を動かすと痛い。
熱帯性の病気じゃないかとか、
変な虫にでも刺されていて、このまま放っておくと危険なんじゃないかとか、
原因が分からなかったので、いろいろ邪推して不安になっていました。

さすがにこのままでは治らなそうだったので、
クレジットカードの付帯保険を使ってとうとう病院に行きます


紹介されたのは、ハノイフレンチホスピタル
外資の病院なので、これで一安心。

と、思いきや、
まだまだ不安な日々は続きます...。

ちょっと不安なベトナム病院初体験。

その日は折しも日曜日。
休日診察受け付けで待っていると、
子ども連れやら、バイクで事故を起こした外国人などがたくさんやってきます。

10分ほど待った頃、
名前を呼ばれて奥の診察室へ。

椅子は無く、ベッドに腰掛けている状態。
血圧を測って熱を測り終えると、
なぜかそのまま15分くらい放置

隣の診察室というかベッドとは、カーテン一枚で仕切られているだけなので、
診察を受けているらしい赤ちゃんの泣き声がすぐそばで聞こえます。
お母さんらしき人が、私のカーテンの中の区画で不安そうにうろうろ...。

やっと天然パーマのベトナム人女医さんが来て、
ちょっと診察して言うことには、

原因は「infection from throat

え?のど?

なんでも、喉から悪いものが入ったとか。

いやいやいや、
傷は背中なんですが....。

半信半疑になりつつ、
ドクターを信頼して、出された薬を飲んで、トローチをなめながら帰ったその日。



---(後編に続く)---


2 件のコメント:

  1. 大変ですね。大丈夫うですか?
    早く良くなってね。お大事に!
    ^^
    (From VJSC)

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    1. ありがとうございます!
      だいぶ良くなってきましたー。
      後編でもうちょっと詳しく書くので、そちらも見てね^^*

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