総面積はディズニーランド2個分！ 仏教テーマパーク・Suoi Tienがすごすぎる
2013年9月1日日曜日Suoi Tien公園に行ってきた
先日、学生会議でホーチミンに行ったときに、郊外にある話題スポット・Suoi Tien公園に行ってきました。名前は公園だけど、テーマパーク。
ディズニー的なものかしら…と想像して行ったら、
斜め上を行く面白さだったので、ちょいとまとめてみました。ホーチミン市の中心から離れること、約20km。
タクシーでだいたい30分くらいしたら、こんなものが見えてきます。
でかい象牙…？
しかもそれを、なぜか象が支えている。
ちなみに、真ん中にいるのは、小銭をくわえたカエルのモニュメント。
サイズ感はちらっと映っている人をご参照あれ。
いざ、潜入。
入場料の8万ドン（約400円）を払って、中に入ります。
このあたりから、『♪Suo～i Tie～n......Wo! Ha! Wo, Ha, Yi !』と、謎の呪文のような演歌のような音楽が大音量で流れ出す。
「なにこれ？」と不信感を抱いたのもつかの間、上がりだすテンション。
巨大なゲート
ゲートをくぐると、ドラゴンが行儀よくお座りしてお出迎えしてくれました。
「ようこそ、夢と魔法の国へ！」
ディズニーに負けず劣らず、異国情緒がむんむんです。
もはや異世界ワンダーランド。
園内のモニュメントは、個性が溢れるものばかり。
カリブの海賊？
ちょっと目が危ない象
口に入る系のアトラクションが多め。
ちなみに、中はお寺。
恍惚とした表情で水をそそぐ坊主
仏教かと思えば、ジーザス・キリストとコラボ
おすすめアトラクション
園内には様々なアトラクションがあります。
入場料の他に各アトラクションには料金がかかり、
だいたい2万ドン～10万ドン（100円～500円）くらいです。
ちなみに、チケット売り場はこんな感じ。
チケット売り場のお姉さんが檻ごしにちらっと見えます。
1.Tham Bay
いわゆる魔法の絨毯的なアトラクション。証拠に、アラジンの絵が描いてあります。
と思えば、座席にはトムとジェリーが…。
いろいろつっこみたくなります。
ちなみに、これ手動です。
係員のおっちゃんが、乗ってる人の反応を見ながら急上昇、急降下させたり、
じらしたりして楽しんでました。
2. ジェットコースター
ベトナム最速のジェットコースターはスリル満点。
スリルはスリルでも、ちょっと違うスリルでしたが…。
ジェットコースター乗車前。安全レバーをよいしょとおろしてみたのですが、
ロックがかからない。
よくあるジェットコースターで、「かちっ」と鳴るのを期待していたら、
どうやら、「自分で手で押さえとけ」ということらしく、
ひたすら握りしめていました。
コースター自体はコースが短く、あっけなく終わってしまいましたが、
違う意味でアドレナリンが出ました。
まさしく、この安全レバー
3. ワニ釣り
ジェットコースターからなんとか生還したと、ひと息ついたところで
またしてもDangerousな体験が待ち構えていました…。
Crocodile Kingdomという広大なエリアに、ワニが放し飼いにされています。
リアルワニずらり
全然動かなくて置物かと思ったけど、全部本物でした。
そのワニを…釣るのです。
まあ釣るとはいえ、「釣ってお持ち帰り」「その場でさばいてから揚げに」…なんてことはなく、
餌の入れ食い。
まあとにかくやってみよう！ということで、
豚の内臓？のようなものを釣り竿につけて、いざチャレンジ。
あんぐり口をあけているワニと、たわむれます。
私はどうだったかというと、
「よし、ここはワニを引きつけて…」とかいろいろ考えてるうちに、
かぷっとやられて瞬殺…。
間近でワニを見ることもないので、かなり盛り上がりました。
驚いたのは、生きてるワニとたわむれている横で、
ワニ革製品を売っていたこと。
あと、仔ワニのはく製も売っていました。
ノリノリなポーズがなんともシュールとしか言いようがありません。
あと、そういえば帰り際に振り返ると、
係員が掃除のためか普通にワニの敷地内に入っていたような…。
ワニが草食なのか、係員が最強なのか。
陽気なちびっこワニのはく製
なんともいえないごちゃ混ぜ感で、テンションが上がること間違いなしです。
で、このテーマパーク、儲かってるの？
調べているうちに、驚愕の事実発覚。
Suoi Tien公園の面積は、105ha。
東京ドーム25個分くらい。
ディズニーランドの面積は、51ha。
シーの面積は、49ha。
足しても100ha。
…あれ？
Suoi Tien公園の方がはるかに大きくない？
むしろ、ランドとシー足しても、Suoi Tien公園に及ばなくない？？
ベトナム版ディズニーとは、あながち嘘ではなかったのか…。
この辺りはなんかディズニーっぽい
隠れミニー…？
そこで、総工費を見てみましょう。
Suoi Tien公園は150億円くらい。
おお、すごい…と思っていたら、
ディズニーランド、1580億円。
ディズニーシー、3380億円。
ここでは完全にSuoi Tien公園の完敗です。
さすが夢の国は、ケタが違う…。
あのいつもの高額のキャラメルポップコーンにも納得です。
最後はお客の入りについて比べてみましょう。
Suoi Tien公園、巻き返しなるか?!
閑古鳥が鳴くフードコート
やっぱりちょっと厳しそう…。
休日だというのに、パーク内のお客さんの入りは少ない。
アトラクションも待ち時間なし。もちろんファストパスもいりません。
しかし、2014年にはベンタイン市場からSuoi Tien公園まで伸びる鉄道路線が完成するとか。
経済効果があって、きっとこれからSuoi Tienにもお客さんが増えれば良いのに…と願ってやみません。
経済効果があって、きっとこれからSuoi Tienにもお客さんが増えれば良いのに…と願ってやみません。
何はともあれ、笑いっぱなしの1日となりました。
思い出づくり、話のネタに、
ホーチミンンに来た際には、ぜひお越しをー！
出口近くのぼうや。
これぞSuoi Tien
夕陽をバックにさよならSuoi Tien
それでは！
.JPG)
0 コメント:
コメントを投稿