学生会議で、ベトナム人学生のポテンシャルに圧倒されてきた

2013年8月23日金曜日


日本ベトナム学生会議

8月10日~21日まで、日本ベトナム学生会議に参加しました!
越日の友好を深めることを理念として、
ハノイ、ホーチミン、フエ、ダナン、ホイアンという、ベトナムの魅力がぎゅっと詰まった街をまわり
日本語を学んでいる学生たちと会議をしたり、文化交流をしたり。



→ハノイ:VJSCのみんなと

溢れるベトナムパワー

2週間で約60人くらいの同世代のベトナム人学生に会ったわけですが、
彼らのパワーには改めてびっくりしました。

何がすごいと思ったかというと

1.勤勉

「勤勉」はそろそろ日本の専売特許じゃなくなりそうです。
ベトナム人の学生は勉強してます。

日本語を勉強し始めて2年で会話がしっかり成立していて、
なかには、日本人でも間違えてしまうという日本語検定1級を持っている子も。

勉強時間を聞いてみると、なんと『1日学校で4時間。家で5時間。』
中学・高校・大学と9年間英語をやっているのに全然ダメな私としては、
耳が痛い…。


2.周りの人を巻き込むアグレッシブさ

日常生活からも感じていることですが、
ベトナム人は人と人との心の距離が近いようです。
初めて知り合った外国人にも関わらず、人懐っこく話しかけてくれます。

ホームステイや訪問先ではすごい歓待をしてくれたり、
飲み会となれば「mot hai ba yo!」と思いっきり大声で乾杯したり、
何かとすぐに写真撮影大会が始まったり、
暑くても私たちを気遣ってリードしてくれたり。

そんなベトナムのみんなのペースに乗せられて
日本人側はようやくベトナムに馴染んでいったようです。


グローバルに働く

ベトナムの大学進学率は、日本の約3分の1の15%。
私が会った人たちが、決して「ベトナム人の若者」の全てではないはず。
でも、きっとこれから彼らこそが、
国際的な舞台で活躍していくのでしょう。

もし日本人がグローバルな同じフィールドに立ったら?

「日本人論」はあまり好きではないのだけれど、
もし自分だったらと当てはめると、
正直ちょっと自信がない。



さらに、今ではベトナムでの「日本人気」も落ちてきて、
今後のビジネスチャンスがある中国、韓国に注目が集まっているらしい。
(日本語学校の生徒数は多かった時期の3分の2になっているとか。)


国境を越えたビジネスチャンスを見越して
柔軟に対応する行動力と、勤勉さを兼ね備えたベトナム人。

過去の成功体験をもち、「先進国」の水準の教育を受けているが、
domesticだと言われる日本人。



グローバル人材がなんとかって言われるときに、
よく聞くことではありますが、
ベトナム人学生との関わりを通して、身を持って感じました。

今後、どのように働いていこうか。




…まあ、何よりも会議期間中はいろいろな人とたくさん話せて
楽しかったです。
今後もハノイでみんなとは仲良くしていきたいな。

では!



■日本ベトナム学生会議公式HP
http://jvsc.net/

■ベトナムフェスティバルが9月14、15日に代々木公園で開催されるみたいです。
興味ある方はぜひ。
http://www.vietnamfes.jp/

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